毛穴が目立つのはなぜ?

毛穴は手のひらなどの一部を除いた皮膚にあるもので、特に頭皮と顔に多く存在しています。そして毛穴の奥には毛根にぶら下がるように皮脂腺がありますが、この皮脂腺で皮脂が作られています。この皮脂は毛穴を通して皮膚全体に分泌されています。たとえ洗顔をして皮脂を洗い流したとしても、数時間後には新しい皮脂が分泌され肌を覆ってくれるのです。このように毛穴から分泌される皮脂は、肌表面をなめらかにしたり、乾燥から皮膚を守る働きをしたりします。

毛穴のしくみ

毛穴と皮脂腺

皮脂腺は頭皮がもっとも発達していますが、次に多いのが顔。顔には約20万個もの毛穴が存在しているといわれています。顔の中では、額や眉間、鼻、口の周り、下あごなどのTゾーンに多く存在します。そして顔は身体に比べて皮脂腺が大きく発達しています。だから顔はほかの皮膚に比べて毛穴が目立ってしまうんですね。皮脂の分泌が多い部分だけに、汚れも溜まりやすくなります。

また、毛穴は『クボミ』なので、何も詰まっていなくても、影ができて黒く見えてしまうもの。表面に凹凸があれば、くぼんでいるところは暗く見えるのと同じことです。

そして毛穴の大きさ。これも気になることですが、毛穴の大きさは皮脂の分泌量と関係していて、皮脂の分泌量には、男性ホルモンも関係しています。つまり、ほとんどが遺伝的要素。男性ホルモンの多さは遺伝によって決まるものだからです。男性ホルモンが多いほど、毛穴が大きくなる傾向にあるということです。反対に皮脂の分泌が少ない人は、皮脂腺があまり発達しないので、毛穴も目立たなくなります。大きさは遺伝的要素なので、生まれつき皮脂腺が発達していて、毛穴が大きい人は、いくら毛穴用化粧品を使っても小さくなることはないということです。

とはいっても、毛穴の大きさは生まれつきだけでなく、後天的な要素によっても変わります。「角栓」によっても毛穴は広げられ大きくなってしまうからです。角栓とは、皮脂のよごれと古い角質が混ざり合って毛穴をふさいでできる黒ずみやブツブツのようなもの。この角栓が毛穴の中で酸化すると、表皮の新陳代謝が乱れてきます。皮膚は絶えず生まれ変わっていますが、ターンオーバーがストップしてしまうと新しい肌細胞ができなくなり、毛穴は開きっぱなしに。

また生活習慣が原因で毛穴が目立ってしまうことも。不規則な生活、喫煙、極端なダイエットなどでホルモンバランスが崩れてくると、肌にもよくない影響が出てきます。このほかに、加齢によって肌がたるむにつれ、毛穴もたるんできて目立ってしまうこともあります。(たるみ毛穴)

このように毛穴が目立つといってもいろいろなタイプがあって、生まれつきの要素だけではありません。だから手入れしだいによっては目立たなくすることもできるし、これ以上目立たないように予防することもできるのです。まずは自分の毛穴タイプを知って、それぞれにあった対策をすることが大事です。