乾燥肌を治す化粧品を選ぶポイント

乾燥肌を治すためにはもちろんのこと、美肌になるためにも重要なのが「保湿」。保湿のための化粧品を選ぶときは、配合成分を確認して、保湿力の違いで選びましょう。でも化粧品には成分の濃度までは表示されていないので、これらの保湿成分が微量だと効果も望めません。やはり実際に使ってみないことにはわからないでしょう。サンプル、試供品などを実際に使ってみて、使用感だけでなく、時間がたっても潤っているか?という点を確認して選ぶのがポイントです。そして使う量によってもうるおい感は変わるので、乾燥が激しいときは、セラミド、ヒアルロン酸をたっぷり配合した美容液をつける、あまり乾燥していないときは、アミノ酸+ヒアルロン酸入りの化粧水にするといったように、変えてみるのもいいでしょう。

また乾燥肌は、ちょっとした刺激にも敏感になっているので、なるべくアルコール、香料、着色料などが含まれないものが安心です。ただいくら天然のもの、オーガニック化粧品であっても、成分によっては刺激となることもあるので過信しないことです。さらに「無添加」「敏感肌用」「低刺激」であっても、人によっては刺激を感じることもあるので、やはりサンプルなどで確かめてみるのが賢明です。

化粧品によく使われる保湿成分の種類(保湿成分の高い順)

水分をしっかりキープする性質がある保湿成分

セラミド細胞間脂質の約40%を占める。保湿力が高く、湿度が下がっても水分を持続する。セラミドには6つのタイプがあり、保湿に関係あるのはタイプ2とタイプ1。
スフィンゴ脂質セラミド以外の角質細胞間脂質で、セラミドより保湿力は弱い。
水素添加大豆レシチン大豆から抽出される。セラミドより安価。
ステアリン酸コレステロール保湿力はセラミドより弱い。

真皮まで到達せず、角質内保湿として働く保湿成分

ヒアルロン酸真皮にあるゼリー状の物質。約600倍の水を吸着するといわれる。敏感肌にも。
コラーゲン真皮の中の弾力を保持。化粧品として配合されている場合は保湿成分に。真皮にまでは吸収されない。コラーゲンはアレルギーを起こしにくいので、敏感肌にも。
エラスチン真皮に存在する、線維成分。保湿性が高い。
ヘパリン類似物質血液中のヘパリンに類似した水分保有力の高い成分。医薬品にも。

水分を吸湿する性質がある保湿成分、湿度が下がると保湿力は低下する

天然保湿因子(NMF)角質細胞内にある水溶性の成分。アミノ酸、尿素、PCA(ピロリドンカウボン酸)など20種類。保湿力は弱いがさらっとした感触なので化粧水によく使われる。
PG(プロピレングリコール)、グリセリン、1.3BG(ブチレングリコール)アルコールの一種。吸湿性はあるが、保湿力は弱い。