シミをなくすために必要なこととは?

シミは肌の新陳代謝が弱り、メラニン色素が排出されずに残ってしまうことで出来てしまいます。そして一度できてしまったシミを長い間放置してしまうと、ホームケアでとるのは困難になります。やはり日ごろから紫外線対策をしっかりするなどしてシミをつくらないための「予防」が大事。でもできはじめの薄いシミだったら、自宅でも正しいケアをすれば、薄く目立たなくすることは可能です。この場合も早めの対処が効果的。シミの中でも老人性色素斑炎症性色素沈着肝斑は美白化粧品でケアすれば、目立たなくすることができるといわれます。このほかのシミタイプでも、現在では医療機関やクリニックで有効な治療方法があるので、あきらめることはありません。

また、シミができやすい肌とは、新陳代謝が低下している、いわゆる不健康な状態にあります。外から積極的にシミケアをすることも大事ですが、身体の中から代謝を活発にさせて、健康になる必要があります。

内側からの対策としては、まず規則正しい生活をすること。毎日決まった時間に寝て起きるという、生活のリズムを一定にさせることで、体内時計が整い、ホルモンのバランスもよくなります。また、食生活の乱れや強いストレスを受けると、自律神経中枢の働きが乱れ、脳の下垂体から副腎皮質刺激ホルモンの分泌量が増加します。このホルモンは、メラノサイトを刺激し、シミのもとになる「チロシナーゼ」という酵素を活性化させてしまうといわれます。

このようにシミを作らないためには、紫外線対策だけでなく、こうした生活習慣から見直す必要があるわけです。

食生活で気をつけたいことは、スナック菓子、油物など体内で酸化されやすいものを摂りすぎないこと。バランスの取れた食事を心がけて、積極的に抗酸化物質を摂取しましょう。抗酸化物質とは活性酸素から細胞を守る働きがあるもの。その代表的なものは、ビタミンC、βカロテン・ビタミンE・ゴマリグマン・リコピン、ポリフェノール類があります。

ビタミンC
ビタミンCにはメラニン色素を抑える効果があります。シミを防ぐだけでなく、できてしまったシミを薄くする効果も。またコラーゲンの合成を促し、肌にハリを与える美肌のためのビタミンです。
ブロッコリー、芽キャベツ、ピーマン、カリフラワー、パセリ、レモン、キウイ、イチゴなど

ビタミンE
ビタミンEは活性酸素から細胞を守り、肌の炎症を抑えて再生を促進します。
ごま、イワシ、シシャモ、ひまわり油、うなぎ、アーモンド、かぼちゃなど

βカロテン(ビタミンA)
ビタミンAは活性酸素を抑えたり、新陳代謝を促し、シミを排出する作用があります。
ニンジン、ほうれん草、カボチャ、小松菜など

ビタミンB2
ビタミンB2には、肌の新陳代謝を高める働きがあります。
豚・牛・鶏レバー、うなぎ、いわし、ぶり、納豆など

亜鉛
亜鉛には紫外線に対する肌の抵抗力をつける働きがあります。
カキ、レバー、うなぎ、アマランサスなど

セレン
セレンには活性酸素を抑える効果があります。
わかさぎ、いわし、かれい、小麦胚芽、玄米など

L-システイン
L-システインはアミノ酸の一種。メラニンの生成を抑えたり、できてしまったメラニンを減らすなど抗酸化作用があります。
小麦胚芽、大豆、はちみつなど

リコピン
リコピンには抗酸化作用があり、シミの元になるチロシナーゼの活性を弱める働きがあります。
トマト

アスタキサンチン
アスタキサンチンはカロチノイドの一種で、強い抗酸化作用があります。
サケ、イクラ、タイ、エビ、カニなど。

これらの抗酸化物質を多く含む食品を、毎日の食事をバランスよくとることで摂取できればいいのですが、難しければサプリメントで補うことも可能です。でもサプリメントはあくまでも補助的な役割を果たしてくれるものと考え、きちんとした食事を心がけてからだの内側から健康になって、代謝をアップさせることが肝心です。